蔵日誌(2003年)
 
 
2003年11月14日(金)

当蔵では、酒瓶を和紙風袋で包んで出荷しておりました。

この袋について、 昨今消費者様から「廃棄物が増える」や「(ゴミの)分別収集用に分けるのが面倒」というご意見を頂戴していました。

これを廃止するとなると、若干高級感が損なわれるかなぁ、との思いもあったのですが、身近な環境問題を考える(?)、...ということで、今回廃止させて頂くことと致しました。

皆様方におかれましては、ご協力とご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

2003年11月13日(木)

11月2日、今シーズン第1号もろみ(普通酒)初上槽しました。

11月9日、黒牛第1号上槽しました。
おり引き、おり下げを済ませて、11月25日(火)から「純米・黒牛・しぼりたて生」を発売します。

2003年10月20日(月)

蔵では今年も酒造りに入っています。

9月28日蔵入り。清掃・消毒等の後、 10月16日「もとはじめ」をして、今期の無事と、より良い酒造りを誓いました。

蔵人は、杜氏始め5名が但馬から、3名は地元からです。
計画では前年並みの仕込となります。

冷夏の影響で米不足が騒がれていますが、酒米も同様で、米の確保からやや厳しいスタートです。

精米は9月20日から作業開始しており、既に契約栽培による県内産(有田郡清水町、日高郡美山村)の美山錦が検査後入荷、その他五百万石・山田錦もどんどん削っております。

2003年7月29日(火)

今年も「呑み切り」を、実施しました。
囲ってあるタンク23本を技士先生にまず利き酒していただき、やや間を空けてから参加者全員で利いていきます。

先生の講評をいただいて、また蔵人で意見交換も行います。

呑み切りは、設備計画・販売計画を練る上でも極めて重要です。また設備の運用上も利き酒結果をよく見て行っていく必要があるということでした。

2003年7月26日(土)

東京・港区の名酒センターにて「黒牛を囲む会」を開催していただきました。
ご参加約30人で、会費お一人3000円だそうです。都心の週末はけっこうのどかなビル街のところも多いので、こういうイベントが行われているのはある種驚きで、すばらしい企画だと思いました。

写真(上)は、地元・紀州からこだわりの逸品を持込。

早なれずし(※) → おまめ本店
 和歌山県海南市日方269
 TEL:073-482-2339
金山寺味噌(※) → 名手嘉商店
 和歌山県海南市船尾422-1
 TEL:073-482-0358

と「黒牛」の言うなれば、"紀州セット"です。(笑)

会場は立食なのですが、表通りの歩道にまでいすを置いたりで、なごやかに蔵と消費者さんが直接意見や情報を交換できました。
ちょっと最近味がきれいな方へ行きすぎたかなぁとか、実際貴重な反応が得られます。

こういうイベントを、私共の蔵では非常に大事にして、できるだけ参加するようにしています。

名酒センターは、日本酒専門誌「月刊ビミー」の編集部を区切って通り側を山手食品(株)が酒販免許を取って日本酒のみ優良銘柄をそろえて販売しています。もしよろしければ、このページをご覧の皆様も覗いて見て下さい。

■名酒センター
 東京都港区浜松町2-3-29 磯山第2ビル1F
 TEL:03-5405-4441

※早なれずし(単に「早なれ」または「早ずし」とも言います。)
 紀州名産のサバの押し寿司です。サバ寿司を、アセ・笹葉・葉欄等で巻き、押し寿司にします。(サバ以外のネタを使うこともありますが、サバが最も一般的です。)
 本来の"なれずし"とは発酵寿司で、紀州のそれは、琵琶湖名産の鮒ずしと並ぶ"くされ寿司"とされています。発酵寿司独特のクセがあり、地元でも敬遠する方も少なくありませんが、"通"の方に言わせると「あのクセが非常に美味。」ということらしいです。(この本来のなれずしは"本なれ"と言われることが多いです。)
 早なれずしは、発酵させないいわゆる一夜寿司ですので、全くクセがなく、どなたにもお勧めです。押し寿司にすることにより、ほどよく馴染んだネタと酢飯のハーモニーが美味です。

※金山寺味噌
 中国のお寺で作られていたものが、日本に伝わったとされ、紀州が伝承(日本における発祥)の地と言われています、もちろん現在でも紀州の名産です。
 "おかず味噌"の一種で、瓜・生姜・紫蘇等が入っています。そのままご飯やお粥にのせたり、野菜(キュウリ等)や焼き魚等に付けていただきます。
 この金山寺味噌は、それだけでも酒の肴になります。ちょこっと箸先にのせ、それを舐めつつ、酒をチビリ・チビリと...。


2003年7月13日(日)
「日本酒フェスティバル2003」参加させて頂きました。

主催:
川島酒縁の会 様・日本酒伝承の会 様。
於:
東京・五反田のユウポート。

このフェスは、良心的地酒に注力される居酒屋さんグループが主催する、気軽に参加できる試飲会です(当然、呑めます(笑))。
約40の蔵と共に参加して、直接、消費者の方、飲食店・酒販店の方とお話しや意見交換ができました。

※川島酒縁の会
東京都品川区小山4-10-4-102
TEL:03-3785-8806

2003年6月
本年の契約栽培田、清水町0.8ha美山村0.9haの田植終わりました。秋の刈り入れが楽しみです。

2003年6月
資材置き場70坪、開設しました。

2003年2月
中古海上コンテナ、20フィートを2基増設しました。

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