収蔵品紹介 温故伝承館

■昔の酒の小売場

昔の酒の小売店は、通い徳利で計り売りが中心でした。陶器製の樽は居酒屋等でも用いられたそうです。
酒を一滴も無駄にしないような配慮などが見られます。

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■昔の帳場

手前に見えるのが、結界で仕切られた、帳面をつける営業場です。(時代劇などでよく見かけますね。)
奥の棚は、通い樽・通い徳利です。



■馬力車・馬具など

昔は輸送機関として馬車は欠かせないものでした。
酒の原料米などを運んできました。

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■焼酎蒸留器(らんびき)

明治の頃、名手酒造では焼酎も製造していました。
ここでは、古式の兜と呼ばれるものと改良型とを展示しています。(改良型といっても、恐ろしく効率が悪いものだったらしいですが。)



■甑(こしき)

酒米を蒸すための道具です。
ひとつの酒づくりのシーズンの米の蒸し作業の終わりを迎えると、造りも一段落します。
このとき、 甑を横に倒し洗うことから「甑倒し」といい、蔵ではお祝いをします。

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■槽(ふね)

発酵を終えた原酒を酒袋に入れ、清酒と酒粕に搾りわける器具です。
天秤式(石をぶら下げ梃子の原理で搾るもの)とやや新しいジャッキ式を展示しています。



■麹室(こうじ・むろ)

土壁・むしろ・竹でできた麹室(保温室)を復元しています。
積み上げられた麹蓋の中で麹が成熟していきます。

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■もと場

もと(酒母)の製造場です。
もとづくりの際、蔵人たちは櫂を擦るタイミングをあわせるため唄をうたいながら作業したそうです。
今でも威勢の良い唄声が聞こえてきそうです。




 ここで紹介しているのは収蔵品の一部です。
他にも様々な酒づくり・酒屋に関するもの、生活用具、消防道具など多数展示しております。